2015年11月2日月曜日

俺はどんな写真を撮りたいのか。構図についての考察

なにげに更新頻度があがっている。
紹介文の「(放置気味)」をはずすか?

えー、今回もカメラネタ。
あ、これまでの記事をタグ付けするか。
まあそれは置いといて。
「構図」についてあれこれ考察してみたい。


当初はコンデジで、かっこいい風景が撮りたくて思いつくままに撮ってきた。
一眼だともっとかっこいいのが撮れそう、でも金がないってんで銀塩モノクロに手を出した。
昨今、念願の一眼を手に入れ、人物ポートレートにも手を出してみた。

そこでふと考える。
「かっこいい」ってなんだ?


ポートレートに手を出したものの、いかにも人物を前面に出した、かわいい写真はたぶん違う。
かといって風景だけでは味気ないと感じはじめたのも確かだ。

昔はレタッチしまくったこともあった。かっこいいと思ったからだ。
でも生の写真が景色や人物を見事に切り取っているのを見ると、
逆に色みを変えすぎた 500px などのポピュラーフォトも良く思えなくなった。

そうそう、フォトサイトのレコメンドは凄い作品が多いと思う。
だが、凄いと感じるのと、いいなと感じるのは別だ。いいなと感じるのは少ない。
そしていいなと感じた写真には、俺の思い描く「かっこよさ」がある。

逆に、いかにも格好つけた、凄い背景と凝った衣装のモデルの画なんかがある。
それが「凄ぇな」で終わることもあるし、「いいなこれ!」と興奮することもある。
違いはなんだろうか?

いわゆる「構図」で」いうと、日の丸は避けろ、3分割、4分割、黄金比率みたいなのも聞くが、
日の丸構図にも結構いい画が多い。500px の Editor が選んだものにも多い。
結局、その写真のイメージがあり、それにあった構図が選ばれていることなのだと思う。


そう、イメージありきで撮る必要があるのだ。

先日ヌード撮影をした際に、こういうポーズ、構図を撮りたいっていうのを調べて持っていった。
背景も、モデルさんも、腕も機材も違うわけだけど、これはとてもよい経験になった。
まだまだ未熟で、イメージの引き出しもない俺には、試行錯誤のとっかかりになった。

一方で望遠レンズの練習にと昨日出掛けた東京タワー撮影は「かっこいい」画が浮かばなかった。
思いつきで他にはあまりない、俺の考える「かっこいい」に近いものはチャレンジしたが、
手ごたえとしてはさびしいものだった。

そこで、俺はどんな写真を撮りたいのか、もっとイメージを深めなくてはと考えたのだ。


そこで考えてみた、俺の思う「かっこいい」写真とは何か。

「ストーリーがあること」なんではないかと思う。

例えばストーリーの一部を切り取ったような、動きや表情のある写真。
例えば独特な背景や衣装で撮られた人物画。
例えば映画のスタートロールにありそうな思わせぶりな風景。
作られすぎてない、でも独自感のあるもの。

線引きは難しい、というか結構あいまいだと思うけど、
ここで著作権無視で人の写真を出すわけにもいかないし、自分の作例もない。
わかりづらくて申し訳ない。

なんにせよ、俺にはまだまだ腕も経験も足りないので、基本的な構図も撮ってみてナンボだが、
今後は自分の好みと思われる「ストーリー」を意識して構図選びをしたい。
数百枚の写真を撮ってきて、RAW現像時に選ぶのは結局それに近いものだのだから。

いままでの「なんかかっこいい写真撮れないかな~」が少しマシになれば自己満足の極みだ。

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