2015年11月8日日曜日

Jリーグが熱い・2015

かつてのようにテレビではあまり放映されないJリーグ。

私自身テレビをみなくなったこともあり、
かといってスタジアムに足を運ぶほど入れ込む選手やチームも無く、
しかし各クラブの推移だけは楽しみにしている。

そして2015年、Jリーグ終盤。J1はあと1節、J2/J3はあと2節でリーグ戦が終わる。
しかしまだ優勝や昇格、降格が決まってないものが多く、一番面白いタイミングだ。
注目する点を幾つかあげておこうと思う。

1. サンフレッチェ広島、ステージ2優勝なるか

2004年以来の2シーズン制となった今年のJ1。
ステージ1は浦和が1位、FC東京が2位だ。
今行われているステージ2では広島が1位、鹿島が2位、勝ち点差3だ。

広島優位だが、最後までわからないのがサッカーである。
またエース佐藤寿人にはJ1シーズン最多得点まで1点という記録もかかっている。

2. チャンピオンシップの行方は

2シーズン制になったことにより、リーグ戦後に年間王者を決める数試合が組まれる。
各シーズンの1位、2位、計4チームで勝ったチームと、年間勝点1位のチームが行う。
(これは以前年間勝点の概念が無くてCSに出れなかったチームがあった反省に基づいている)

年間では広島が暫定1位、勝点2差で浦和なので、最終的にどう試合が組まれるか不明だが、
総合優勝の可能性のあるチームとしては、前述の4チームに絞られている。

過去のJリーグ最多優勝は鹿島アントラーズが断トツの7回。
次が3回で、今年も年間3位につけている横浜Fマリノスと、J2で苦しんでいる磐田。
広島はかつて2回の優勝経験があり、もし今年勝つと上記に並ぶことになる。
浦和は2度目、FC東京は初優勝がかかっている。

3. 降格の3チーム決定

最終節を待たずして、降格チームが決定した。
昨年昇格チームのうち、山形と松本が出戻りとなる。
(残る1チームの湘南は残留。久々のJ1でがんばり続けてほしい)

山形はJ1昇格経験が2回、4シーズンを経験しており、
かつてJ1・J2の昇格降格を繰り返したエレベーターチームですら最近沈んでいるのだから、
ぜひまたがんばってほしい。

松本山雅は破竹の勢いでJ1まであがってきたが、壁は厚かった。
またあがってくるのが楽しみなチームである。

そして残る1チームが清水。低迷していたが、まさかの降格だ。
1993年のJリーグ発足以来、降格知らずの4チームの一角だったのだが、とうとう崩れた。
残るは鹿島、マリノス、名古屋である。
正直いまの清水はJ2でも苦戦しそうな雰囲気だ。沈まないでほしいものである。

4. J2からのJ1昇格チーム、そしてJ2優勝はどこだ

J2は1シーズン制でわかりやすい順位をしている。が、まだ決まっていない。

現時点での1位は大宮アルディージャ。
かつてボーダーラインと言われ、2005年の昇格以来瀬戸際で踏みとどまって残留していた。
しかし昨年無念の降格。来年の昇格はほぼ間違いないが、2位とは勝点2差しかない。

2位はジュビロ磐田。タイトル数でいえば、断トツの鹿島に次ぐ数チームのひとつ、
間違いなくJリーグの顔だが、2013年にまさかの初降格、昨年は昇格できずと苦しんでいる。
勝点的に優勝もありえるが、3位以下に沈む可能性もゼロではない。
J2の1位、2位はJ1自動昇格だが、3~6位は昇格をかけたプレーオフとなるので危うい。

さて、その3~6位に入れる可能性のある勝点のチームはなんと10チームもある。
もちろん下位のほうは薄氷の望みではあるが・・・
残り2節での暫定3位から順に、以下の面々である。
福岡、C大阪、愛媛、千葉、長崎、V東京、札幌、金沢、北九州、熊本。

エレベーターチームは福岡、C大阪、札幌でしょうか。セレッソは調子いいとJ1上位ですが。
J2に沈んだかつてのJ1勢としては千葉、V東京、。ここでがんばってほしい!

初のJ1を夢見るのは愛媛、長崎、金沢、北九州、熊本。
愛媛が上位に食い込んだのは初ですね。金沢はJ3から駆け上がりなるか。

5. J3への降格チームは未定


最下位は自動降格、ブービーはJ3の2位と入れ替え戦になります。
今日時点の最下位は栃木、勝点4差で大分、さらに4差で岐阜と水戸、2差で京都。

京都は残留確定かな?対戦相手まで見てないのですが、勝点だけみれば未確定。
大分はJ1でも活躍した時期もあり、J2下位に沈んだこともあり。
いずれもJ3に落ちるようなチームではないはずなのですが・・・

水戸はJ2で16年、岐阜は8年、栃木は7年と、J1にあがれず、気がつけばJ3の危機。
いずれも6位までに入ったことがないんですよね・・・

6. J3の優勝、そして昇格チームは


今年で2年目のJ3。昨年優勝の金沢は前述のとおりJ2で悪くない状況です。
で、今年はというと、優勝は2チーム、昇格の可能性は3チームに絞られています。

暫定1位は昨年JFLから加入したレノファ山口。勢いがあるんでしょうか。
J3自体成熟してないから、まだJFL昇格組と差が無いんでしょうか。でも凄いです。

2位は町田。かつて唯一JリーグからJFLへ降格という運の悪い経験をしたチーム。
地元なんで少し応援したい気持ちもあるのですが、スタジアム遠いのよね・・・

そして優勝こそ無いものの、まだ2位で昇格プレーオフの可能性を残した長野。
まだ、わかりません。


7. JFLからのJリーグ参入はあるのか


J3はチーム数拡大中のため、降格はありません。
(正確にはJリーグ正会員資格喪失→Jリーグ準会員復帰ですね。下部リーグではないので)

そして参入(これも昇格は正確ではないのです)の可能性があるのは
Jリーグ百年構想クラブ、J3ライセンスを発行されたチームのみ。
JFLの場合、実業団、アマチュアクラブとしてJリーグ参入の意思が無い強豪もおり、
参入条件としては、JFL4位以内かつ、前述の資格をもっているチームで2位以内となります。

この条件を残り1節で確定させたのが鹿児島ユナイテッド。現在最終審査中です。
また残念ながら逃したのが、アスルクラロ沼津。ゴン中山のいるチームですね。

また参入の意思がありながら、資格を得られず逃したのがヴァンラーレ八戸。
成績は優秀で1stステージ優勝、年間も3位なのですが、スタジアムが確保できず・・・

また来年から、Jリーグチームのセカンドチームが入るという噂もあります。
G大阪、C大阪、FC東京、鳥栖。でも鳥栖って経営状況やばいはずでは・・・


さて、長々と書いたが、こうした楽しみ方もあると誰かの目に留まれば幸いである。

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